XL I と XL H1
訳の分からんタイトルですね。
"XL I"とはmaxell XL Iと言うカセットテープ。
このコマーシャルに登場したのが、村田和人さんの”一本の音楽”という曲です。
「外へ連れ出す、一本の音楽」というキャッチコピーもカッコ良かった。
SonyのWalkmanを切っ掛けに、今じゃあ当たり前の”屋外での音楽”、という時代背景もありましたね。
暗い画像で申し訳ない。
新品のmaxell XLI 46分 二本組を手に入れた!!例のごとくオークションだが、オークションだからこそ手に入れることが出来る反面、値段も高い。
背景は「村田和人 コンプリートEPコレクション〜MOON YEARS~」
当然”一本の音楽”も入ってる。
”一本の音楽”を録るならXLI!なのですよ〜。
車で聴くのも最高なんだけど、古いWalkmanで聞きながら、どっかに旅したいですな。
"XL H1"とはCanon XL H1というハイビジョンビデオカメラのこと。
Sony のHVR-Z5Jからの乗り換えではなく、買い増しです。
古いハイビジョンカメラ、それもテープメディアのを今更買う意味ってあるの?という根源的な疑問は置いておいて・・・。
手に入れた動機は、この頃のCanonのムービーの絵ってどうなんだろ?っていう興味が第一で、次にはXL H1ってカッコイイよなというのが第二です。
ブルーのLEDがカッコええ〜〜
Sonyのカムコーダー然とした姿カタチとは異なる、屈曲フォルム。
DVカムのXL1~2の紅白ボディも素敵だが黒一色にLレンズの赤ハチマキも素敵です。
例によってオークションでの購入ですけど、カメラバックまで付いてきたのは有り難かった!
既に棚いっぱいにビデオ関係のモノが並んであり、保管場所に困ってるんですよ。
ざっと撮影してみて、取り敢えず作動はOK。ボディの各所に多数のスイッチがあるのがメカメカしくって、おじさんは嬉しいです。
いつもの如く、GH-HD700で再生しようとすると・・・再生できないフォーマットと出る・・・24Fじゃダメなのか??
i.LinkでMacに接続FCPXで取り込みは・・・出来ました。
編集もサクサク! FHD程度なら余裕なのね。
肝心の画はどうか?
何もせずな撮って出しだと、普通。 そうじゃないと困るんだけどね。
AG-DVX100辺りから(業務の世界から)趣味の世界に登場したCINE-LIKEガンマとかニーポイントやブラックレベルの調整、RGB其々のゲイン調整などカスタムメニューも豊富。弄った画も撮れそうです。
暫くはメイン機で使おうと思ってるんですが、残念な点が一つ。
テープが出なくなるという症状があります。
今更テープってのもアレですけど、HVR-MRC1Kを連動させる手もありですが、専用端子で密着するHVR-Z5Jと違って嵩張りますし、連動も不安定な様子。
まあ、とあるブツとの併用を目論んでの購入だったりするんですけどね。
残念ながらXL H1の後継はマイナーチェンジ版のXL H1S以降登場していない。
CINEMA EOSや一眼レフに注力している今の状況では後継機は出ないだろう。
1インチ位の撮像素子(高級コンパクトデジカメと同じ)を搭載してレンズ交換可能なビデオカメラってもう出ないんだろうか??