Sony HVR-Z1J
珍しく、連日の投稿。
昨日チョットだけ書いたHVR-Z1J(以下Z1J)の画像を取り込んでみました。
Mac mini(Late2012)のFireWire800(IEEE1394b)端子に9pin-4pinケーブル(ELECOM製の新品)を繋いでZ1JのDV端子に接続。
Z1Jの電源(VCR)を入れ、iMovieを立ち上げ読み込みボタンを押すとZ1Jから取り込めるようになります。
懐かしのテープメディアですから、ファイル名が出てきて、プレビューして取り込みと云うワケにはいきません。
取り込む先頭にテープを早送りしたり、巻き戻したり・・・死語の世界ですな・・・。
ランダムアクセスは出来ず、シーケンシャルアクセスなワケです。
読み込みもきっちり実時間、3分録画すれば3分掛かります。
あとは同じ様に編集する訳ですが、iMovieは取り込んだ素材をムービーフォルダのiMovieライブラリと云うパッケージに内包してしまい、其のままだと取り込まれた映像ファイルにアクセス出来ない様になっている。
これはファイル自体を移動させたりすると、リレーションが変わってしまい、編集が出来無くなってしまうのを防ぐ為であろう。
初心者向けのiMovieらしい機能でもあるのだが、バックアップを取ろうとしたり、他のアプリで編集する場合はちょっと困る。
このiMovieライブラリをダブルクリックするとiMovieが起動するだけで、取り込んだ素材を観る事は出来ない。
右クリックで”パッケージの内容を表示”を選択すればお目当てのファイルに行き着く事が出来るのだ。
取り込まれたファイルは.movファイルでビットレートは25Mbps、α6500の4k動画ファイルの1/4程度となります。
静止画を切り出してみました。
例によって夜の室内です。背景がざらついてますけど、カラーランダムノイズは少ないです。(ゲインは18dbで撮影)ほとんど色は弄って無いですけど、ホワイトもいい感じだし、グレーのディテールも良好です。解像感はヒゲ、毛並みを見ても良好です。
4k画像と比べると精密感では確実に物足りませんが、テレビ放送程度の基準から考えると4kなんてオーバークオリティなワケで2005年発売のカメラでもナカナカいけるんじゃ無いかと喜んでますよ。
アワーズメーターを信用するなら(整備なんかでリセットされるらしい)使用時間の短い個体なので、趣味で使う程度なら、元々酷使されるのが前提のプロ用機ですから耐久性も心配なさそうです。
デカイのが難点ですけど、中判カメラの感覚でじっくり撮る気持ちで使ってみましょうか。
Sony α6500ともう一台
α6300がサブに欲しかったのだが、グズグズしていると上位機種に6500が発表されちゃった。
ボディ内5軸手振れ補正とタッチパネル内臓。
今買うならこっちでしょと!と発表と同時にMapさんに予約注文。
それまでは珍しかった6300の中古品がどっと出て少しだけ心が揺らぎましたが、しっかりホールディングしても手振れする私は6500を選びました。
ちゃんと発売日の12/2に到着。
ボディだけだったのだが、箱がえらい小さかった。
レンズはNEX-3, -7で使っていた旧型の18-55mmとE 16mm+Ultra Wide Converter位しかEマウントは持ってなかったりする。まあ、FEも28mmと70-200mm、28-70mmしか無いんだよね。
早速4k撮影。
旧型の18-55ではAFそんなに速いじないけど、16mmでは何となく速い。
室内だけなんで70-200が試せてないが、α7SIIのフラフラ迷って合うAFとは違うのは解る。
お鼻が真っ赤なにゃん太君、お休み中です。
AWBなんだが、ミックス光ではおかしな結果となりました。
α7SIIの方が見た目に近いし、変な転び方もしない。
解像感は古いレンズでも十分ですな。
そんなに試してないんで断言は出来ないが、低輝度下でもAFはちゃんと働きますな。
さすが像面位相差検出AFですな。
α7SIIは暗い場面だとAF使いたくないんだな~、ふらふらすると動画は見づらくなるんだよ。
やっと採用してくれたタッチパネル!
タッチAFも便利だし、ファインダー覗きながらAF点を移動できるタッチパッド機能はGH4ですごく便利と実感していただけに、採用は嬉しいです!!
室内撮りが殆どな私、暗所性能は重要なんですけど、α7SIIという化け物が居るからそれほど期待はしてませんし、必要ならα7SII使います。
しかしISO3200とか6400位までなら余裕ですね。
特に4k/24pだと画角の事もあるけど、使い勝手が良さそうな印象を得てます。
静止画の性能に関しては全く分かりません!
動画しか撮ってないのですよ。
あと、全然予期しなかったモノを買いました。
新しいモノは何でもクンクンするにゃん太くん。この後マイクのケーブルを嚙みました~
Sony HVR-Z1Jです。3CCDのHDV 1080i機です。
ハイビジョン初期のプロ用機です。何となくしっとりとした画が気に入りオークションで落札です。α6500の1/3以下の値段ですけど、元は3倍?
すっかり見掛けなくなったテープメディアですよ、こいつは!!
しかし、田舎の家電屋にもminiDVテープは在庫してました。
バッテリーは定番のNP-F970、新品買うのも何なんで(何故か1本持ってたりするのだが)Amazonで互換品と充電器を買う。中一日で到着。
せっかく撮影しても、テレビやPCで観れない!
1080iで出力させるには特殊端子からコンポーネントかi.Linkしかない。
コンポーネントを受けれるモニターはないし、i.Link(FireWire)のあるPC&Macも実働していないのだ。
Mac min(late 2012)iにFireWire端子はあるが800端子で通常の4-6pinケーブルじゃあダメです。早速Amazonに注文。
しかしα6500と同時に眺めると笑っちゃうぐらい、大きさが違います。
どちらもその時代の最先端の映像機器ですけど、ここまで小さくなるとはね。
メディアの違いとかいろいろあるけど、取り敢えず撮り込んでから書いてみます。
秋から冬へ
皇帝ダリアが咲きました。
寒空の中、昨年より多い花を付けました。
Sony α7sII + FE 70-200mm F4 G OSS
例によって4k動画から切り出しです。日中の撮影でS-Log3での撮影なので最低感度がISO1600となりますからNDフィルターが必須となります。このレンズフィルター径が72mmで持っているのはND16で、役不足。
SS125、f8に絞ってます。
開放バカ(誉め言葉 ではないが開放f4のレンズなら5.6以上に絞りたくない(意味不明
ND32を買おうと思う。
モノクロフィルムは36枚撮り2本撮った。
T-MAX developperを発注。
ついでに120フィルムも・・・。
電池切れしていたMamiya new 6 MFも電池を入れ、作動を確認した。
ポケモンGoのついでにスクエア写真を撮るぜ!!
疑似モノクローム
デジタルで撮影するとき、センサーのモノクロ信号ををカラーに変換して表現している。
カラーフィルターを用いたベイヤー配列という仕掛けが関わっているのだが、これなしでモノクロ専用としているのがLEICA Mmonochromeである。
これ以外にモノクロ専用のデジタルカメラは存在しないと思う。
片やセンサーから直接カラー信号を得ているのがFoveonセンサーである。
疑似的なカラー信号ではない、精密感、解像感は独自のモノがある。
これを使ったモノクロ写真も凄いのは周知の事実であろう。
カメラの設定でモノクロとして撮影する事も出来るが、
「カラーで撮っておいて、後でモノクロ変換」っての無難でしょう。
「おっ!これってモノクロに変換すればイケるじゃん!!」なんて撮影後思う軟弱な考えはダメです!!
モノクロの眼はカラーとは違うんです。
全くダメな作例・・・。
白と黒の配置、繋がり、コントラストetc。モノクロな眼じゃないと、完結しません。
取り敢えずTri-Xで36枚撮ってみた、現像、焼き付けが問題である。
現像タンク、引き延ばし機はちゃんと在るし、作動も問題無いが、現像液や印画紙の等の消耗品が全く無いのだ。
少量の撮影でこの辺りを揃えるのはコストが掛かり過ぎる。
現像はラボに出して、スキャナでネガを読むことも考えたけど、ISO 3200相当で現像したいし(撮影はISO1600)、狙った部分だけの諧調再現は印画紙じゃないと難しいしね。
でも、紙焼きをスキャンしても十分表現できないんだよね・・・。
取り敢えず、年内!に10本撮影して現像してから考えよ~。
モノクローム
モノクロ映画が原点かもしれない。
30年程前、友人と必死で作ったモノクロ映画、スタインベックの”月は沈みぬ”をベースに考えた映画だった。
VHSビデオで撮影し、ダビングを駆使して編集した。当然画質は劣化していく。
当初からモノクロを目指していたから、ノイズは大歓迎。最終的に色彩を落とし、コントラストを上げた。
当時やっていた高感度処理後のKodak Tri-Xの画だった。
僕の記憶の中ではそう残っている。
最後の爆発音の効果は当時話題の映画”U-boat"から無断借用・・・。
ISO3200に増感したTri-Xでまた撮りたいな。
こんな綺麗な画じゃダメなんだ!
長巻のTri-Xを適当に詰めたNikon FAにモードラ付けて、何も考えずファインダーだけ覗いてオートで撮りまくる。
4号でカチカチの画像、でも少しだけ、ほんの少しだけ優しいトーンを残す。
後の事なんて何も考えず、一枚の画を残すことだけを考える。
30年前、それで良かった。今もそうだと思う。
彼岸花
今年は雨が多いせいか、一斉に咲き始めるというか、散発的に咲いている。
Sony α7S II + FE 70-200mm F4 G OSS
先月末どうしても欲しくなり購入。望遠域のレンズはNikonのレンズをマウントアダプタで使用していたが、やっぱりAF出来るのは便利です。
例によって4k動画からの切り出しですけど、シャープな描写は気に入りました。
撮影はPP8 A-Gamut3.cine/S-Log3で行い、Catalyst BrowserでLUT(SLog3Gamut3.CineToLC-709TypeA)を当ててます。
あとチョットだけガンマも弄ってます。
鮮やかな色合いを目指したのではなく、見逃して仕舞いそうな地味な色合いが好きなんですよ。あれこれ弄って型を成したいなと思ってます。
4kアクションカムの比較(動画比較はやんないよ!)
先日Sonyから新しいアクションカム、FDR-X3000が発売となった。
私の持っているFDR-X1000Vは一年足らずで旧機種となったのだ。
X3000のウリは強力な手振れ補正、Sonyお得意の空間高額手振れ補正である。
確かにYouTubeなんかで見てみると、スタビライザー付きか?と思えるほどブレていない。こんなちっちゃなカメラでどーよ!ってなもんです(どんなんだ??)
欲しいのだが、問題は値段!
ほぼ必須というか、是非とも一緒に使いたいフィンガーグリップと画面付きリモコンセットで(FDR-X3000Rだな)6万円台半ばというのは衝動買いにしては高すぎる。
X1000の問題は手振れ補正が4kでは効かないということに尽きる(画質は置いといて)ので最近安くなったスタビライザー(ブラシレスジンバルだな)でも買おうとAmazonさんを覗いていると・・・余計なモノを見つけてしまった。
"WIMIUS Wifi 4Kアクションカム”である。
WIMIUSのFHDアクションカム(S2)を今年の5月に9000円ほどで衝動買いしていたのですが、WIMIUS Wifi 4Kは7600円!!!なのです!!!
FHDより安ってどゆこと??
スタビライザーの事なんかすっかり忘れて、こっち買いました・・・。
早速撮影してみたんですけど、どーーも安っぽいのです、画像が。
4kらしい解像度はあるんですが、色のトーンが乏しいのです。そう、昔のデジカメのような塗り絵な感じがするのです。
静止画切り出して比較してみました。(車載画像、おまけに台風の雨の中という悪条件(笑 )
WIMIUS Wifi 4K
X1000
レンズの画角が違うのは一目瞭然ですが、パッと見WIMIUS Wifi 4Kの方が鮮やかに見えます。しかし、右上の木や中央分離帯の植木の葉っぱが潰れてます。
あと、空の雲はコントラストは強すぎ、不自然に感じます。
X1000の方は画角が広い分、対象が小さく見え、解像していないように見えますが(縮小だとなおさら)対向車のナンバーも大きな4桁数字は読めます。
さらに、静止画でトーンカーブを比べてみればX1000の方はトーンに余裕があります。一見眠い画像ですが、トーンを整える余裕があり、この辺の作業を厭わなければ、良好な結果が得られます。
対してWIMIUS Wifi 4Kは目一杯トーンを使ってますから、弄るのは難しそうです。
この違いの原因はビットレートで、WIMIUS Wifi 4Kは52Mbps、X1000は95Mbpsとなっています(Catalyst Browserで検証)。約半分です。
解像度は4kにふさわしい程度を保っていますが、トーンの処理で劣っているのでしょうか?
しかし、ビットレートが低い分、容量の消費も抑えられ、書き込み速度も超高速じゃなくてもOKで、メディアはclass 10(microSDXCです)で十分でU3では無くとも記録可能でした。(UHS-Iじゃないとダメなようで、class 10でもUHS-IではないSDHCではブッロックノイズ出まくりです)
単純な記録では別に問題ないかな?なんて思ってます。ドラレコにしようかな?
WIMIUS Wifi 4KはいわゆるGoPro互換機?(コピー機)なわけで、アクセサリーが多数存在すします。スタビライザーもそのまま使えるようです。
廉価なことをメリットに感じて、壊れてもいいや~と思える用途に利用してみようかな?なんて思ってます。
しかし、品質はチープです。アクセサリーが多数付いてくるのですが、サイズが微妙に合わなかったりするのはチャイナクオリティーですな。あと、どうやって開けるんだ!という構造のバッテリー蓋とバッテリー交換の度に日付・時間がリセットされるのには参りました。あとSDカードスロットは微妙に斜めです。
まあ、安いから許せる部分もありですね~~~西表島でシュノーケリング中にX1000のハウジングに水が入った時には焦りましたから・・・。